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足利氷河期

 低気圧の影響で、関東地方は朝から雪となりました。



 朝の散歩は雪の中。
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 雪景色よりはオス犬のマーキングのニオイの方が気になるレディア。
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 いつもの散歩道も深山幽谷のたたずまいが。
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 さて、午前中の途中から、診察は副院長に任せて、
院長と職員半分は雪かき部隊として出動。
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 まだまだ降るなあー。
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 雪かきは大変だけど、雪が降ると何となく「特別」な感じがして、
はしゃいでしまう、雪なし県の我々なのだった。
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 雪かきご苦労様でした。




 また、積もってきてるけど・・・・。




 しかもこんな日に限って、
夕方から特別支援学校の学校保健委員会に行かなくちゃいけないんだなあ。




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ご質問にお答えします


 皆様、こんにちは。



 さあ、ドクターおぐぐの、 なぜなに医療相談 の時間です。
(そんなもん、いつからできたんじゃ。)




 今日はこんなご相談を頂きました。



 こんにちは。千葉在住の二人の男の子の母です。いろいろ調べていてこのブログにたどり着きました。お忙しいとは思いますが、ご相談にのっていただければ大変うれしいです。
 7才になる男の子ですが、熱はなく咳がひどいので、小児科か耳鼻科か悩んで、結局耳鼻科に行ってきました。
 息子はアレルギー性鼻炎があり、朝晩は毎日鼻をかむような状態なのですが、ここ数日はあまり鼻水は出てなかったのですが、以前耳鼻科にいったとき、鼻水がのどのほうにおりてきていて咳がでていることがあったのを思い出し、受診しました。こういう症状の場合、耳鼻科でよかったのでしょうか。
 診察後、クラリシッド、ムコダイン、アクディームを処方されました。鼻水がひどい症状だとだいたいこのセットの処方をされ、1週間ではよくならないので2週間ほど飲みます。こんなに抗生物質を飲み続けても大丈夫なのでしょうか。
 もともと中耳炎になりやすいほうなのか、去年の冬は2回、急性中耳炎になりました。今年はなっていません。乳児の頃は保育園に行ってたこともあり、滲出性中耳炎でした。その後、1才~4年間をアメリカで過ごしていたのですが、そのあいだには中耳炎にはかかることがなかったです。日本はなりやすいとかそういうのってありますか?
 またアレルギー性鼻炎ということでエバステルという薬を飲んでいましたが、あまり飲んだからといって症状の改善がみられないので最近は飲んでいませんが、この薬は飲んだほうがいいのでしょうか。でもこれからずっと飲み続けないといけないのでしょうかか。
 いろいろととりとめなく質問させていただいて申し訳ございません。お時間あるときで結構ですのでご意見を伺いたいです。よろしくお願いします。






 長っ!



 ・・・・・・いや、失礼、

  要約しますと、

①熱が無くて、咳がひどい時受診するのは耳鼻科でいいか?
②クラリシッド、ムコダイン、アクディームのセットが出るが抗生剤を2週間も飲んでいいか?
③日本は中耳炎になりやすい国か?
④効果がないようだがエバステルを飲み続けないといけないか?


 の4点でよろしいでしょうかね。



 順番に行きましょう。

 まず、

①熱が無くて、咳がひどい時受診するのは耳鼻科でいいか?

 ワタシはそれでいいと思います。
ご指摘のように鼻が原因の副鼻腔気管支症候群など、耳鼻科的な疾患の場合は、
子供には多いですし、耳鼻科でも聴診はします。
もっとも多いのは風邪の咳ですが(RS、マイコプラズマを含む)
風邪の専門医は耳鼻咽喉科なので。

 ただし、喘息の診断を受けている方は、小児科の方がいいかなあ。

 呼吸機能検査などを受けて長期のフォローが必要になりますから。

 喘息気味、とか、喘息の「ケ」がある、位ならいいでしょうが。
(しかし、この喘息の「ケ」がある、ってよく言う先生いるけど、
気持ちは分からないでもないが、なんだかなあ、と思ってしまう。)


 熱があった時は必ず耳鼻科に来てくださいね。


 7歳ならまだいいけど、乳幼児、ことに0歳1歳の発熱は耳鼻科を受診してください。


②クラリシッド、ムコダイン、アクディームのセットが出るが抗生剤を2週間も飲んでいいか?


 これはケースバイケースですね。
まず「クラリシッド」が何のために出ているのか?


 風邪であれば抗生剤は不要ですが、咳の続く場合にマイコプラズマ感染症を疑って、
クラリシッドなどマクロライドの薬を処方することがあります。


 この場合、効果がなければ耐性菌などを考え4,5日で薬を変えます。
効果があれば、およそ2週間までは薬を続けることはあります。



 一般に内服抗生剤の効果は3日で判定、有効限度は約2週間と考えています。


 ただし、マクロライドには「少量長期療法」というのがあり、
通常量の半量以下の薬を2~3か月連続で飲むことがあります。



 びまん性汎細気管支炎や、慢性副鼻腔炎の治療で使われます。



③日本は中耳炎になりやすい国か?

 ははは、これはわかりませんね、ワタシ海外で耳鼻科やったことないし。



 まあ、そういうことは無いと思いますが。



 乳幼児期に中耳炎を反復した患者さんが大きくなって体の抵抗力がついて
風邪をひきにくくなると中耳炎になりにくくなりますが、
成長につれアレルギー性鼻炎が悪化してくると再び中耳炎になることはあります。


④効果がないようだがエバステルを飲み続けないといけないか?

 アレルギー性鼻炎と言われていてしかも症状がコントロールされず
急性中耳炎になってるわけでしたら、
アレルギー性鼻炎の治療はした方がいいでしょう。


 しかし、効果がないのでは困ります。


 エバステルは第2世代の抗ヒスタミン剤のなかでも、
効き目はややマイルドな部類の薬です。



 お子さんのアレルギーが強いなら
薬をもう少しランクアップする必要があるでしょう。



 もちろんアレルギー検査でスギ花粉が陽性なら、
これからの季節は2カ月ほど薬を飲みます。



 ただし、アレルギーは原因となる「抗原」の回避が最も大事なので、
薬の効果が不十分な場合に生活環境を見直す必要もあるかもしれません。





 さて、千葉のお母様、こんなトコロでよろしいでしょうか。




 去年はレイソルが強くてまいりましたが、今年はどうでしょうか。




 そういえば、ジェフ、戻って来ませんね。




 それでは、皆様、ごきげんよう。




 また、お会いしましょう。



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「OYA-G ROCKER 2012」出演のお知らせ


 来る3月4日、ワタシの所属するハード・ロック・バンド「オーディオメトリー」が、
FMぐんまのイベントに出演!



 これです。
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 群馬近隣のアマチュアオヤジバンドが、予備予選を勝ち抜いて、
その腕前を競うのだ。



 オヤジロッカーと銘打ってはいるが、
その実出演資格は平均年齢25歳以上と、オヤジじゃねー、若モンだろそりゃ。





 その中で、平均年齢は一番高い方なんじゃないかと思うが、
(なんせメンバー中3人は同い年52歳)
まあ、なんとか予選通過したわけです。





 当日の模様はなんとFM群馬で放送され、
群馬県民200万人が聴くことができる。
(うち何人聴くか知らんが。)




 しかもコンテスト形式のこのイベント、一般来場者も
投票権があるという。





 入場無料とのことなので、是非、
友人・知人、兄弟・両親、親類・縁者、恋人・愛人、同僚・部下・上司、
多数お誘い合わせのうえ、我々オーディオメトリーに、
愛ある1票を投じて頂きたく。




 特に桐生在住、近郊の方はくれぐれもよろしくお願いいたします。




 さあ、(オーディオメトリーを) 「見ながら、跳べ!」

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 追伸です。


 「CRP」のライブは3月17日(土)夜、太田ミュージックアシストです。
こっちも、無料です。
こちらの詳細はのちほど。




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寝台急行「きたぐに」大作戦(後篇)

~前篇から続く



 この作戦のポイントは、まず車で高崎まで行くこと。
両毛線使ってるとゼッタイ間に合わないのだ。

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 心配した土曜日の患者さんも135人どまりで無事終了。



 長野新幹線乗るのは実は初めて。
(長野県にはJリーグのチームないし。)
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 高崎駅で気になる駅弁をゲット。 
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 D51弁当はご飯に竹炭がまぶしてあって、蒸気機関車の煙をイメージしてる。
(と、駅弁売りのお姉ちゃんが言っていた。)
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 美味しかったです。


 軽井沢は雪であった。
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 長野駅で特急「しなの」に乗り継ぐ。
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 松本から塩尻を経て木曽路に入っていく。
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 午後7時に名古屋着。
やっと山を抜けてマチに出た感じだ。
ここで生ビールで手羽先も食べたいが、「のぞみ」で大阪に向かう。
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 大阪やでー。
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 ここで2時間ほど時間があるので晩メシを食う。
なんせ「きたぐに」は食堂車はおろか車内販売も自販機すらないよって。




 お好み焼きも食べたかったが今晩は串揚げいってみよー。
関西では串カツというらしいが、関東の串カツは別もんです。
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 もちろんこれは欠かせない。
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 そして関西といったら牛すじ煮込みですね。
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 調子に乗ってあまり飲みすぎないようにして、大阪駅に向かう。
おお、こっちや、こっちや。
(なぜか心の中で関西弁)
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 いますね、鉄ヲタとおぼしき人々。
時刻表なんか、撮ってます。
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 せっかくだからワタシも撮ってみた。
下から2番目に「きたぐに」の文字が。
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 しかし、いっつも大阪に来ると気になるのが、
特急サンダーバード。



 サンダーバード、1号、3号、・・・・46号!




 サンダーバードは5号までだろうが!と、ついツッコミたくなる。
(実際には映画版で6号出るんですが。)




 ホームに向かうと、
お、ここだここだ。
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 列車の入庫を狙うカメラマン(撮り鉄というらしい)の群れ。
よく見ると反対側のホームに多いのはそっちの方がいいアングルなんでしょうな。
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 で、実際はいってくるとスゴイです。
これから、3月末にかけてカウントダウンになるとますます過熱するでしょう。
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 人がひいた後にフロントエンブレムを。
こりゃ、佐渡おけさですかね。
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 どうも佐渡=北国というイメージがあまり無いのは関東人だからか。
新潟は「雪国」ってイメージはあるんですけどね。
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 いかつい感じの電車です。
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 で、乗り込みます。
こんな感じです。
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 上段、中段ははしごを使います。
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 今回ワタシは中段。
もちろん、「残り2」、なので選んだわけではありません。



 狭いです(;^_^A )。
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写ってるのはワタシの左足です。
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 ベット上で起き上って、いわゆる起座状態をとることはできません。
(ハンガーで吊るしたジャンパーを参照)
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 この小さい窓から外がわずかに見えます。
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 実は下段の窓は広い。
外から見ると上段、中段が相当キビシイのがわかります。
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 実は上段は天井が斜めになっているので、中段よりさらに狭い。
ワタシが36年前、上野駅から乗ったのは間違いなく上段だったことを覚えています。
あのちっちゃい窓から見た東北のどこかの深夜の誰もいない駅、
心細かったなー。



 あの時は、世界史だか物理だかの参考書を読みながら寝たが、
今回は好きな本を読みながらくつろぐことができる。




 しかも、大人になった今は心強い道連れがあります。
(深夜にトイレに行くと上段、下段の人に迷惑かかるので、飲みすぎは控えました。)
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 車窓(と呼ぶにはちと小さいが)をときどき覗きながら、
寝台車で大好きな本を読むのはサイコーだ。
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 では、おやすみなさい。




  ・・・・・・・・・・・・・・・・・




 朝、起きると外はこんなでした。
(トイレ脇のデッキの窓から撮影。)
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 長岡で10数分の停車なので、ホームを散歩して体を伸ばす。
こんな雪でも電車はチェーンも巻かずに走れるのだ。
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 車内販売も駅弁もないので、昨夜準備した大阪駅の「柿の葉寿司」の朝ごはん。
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 お茶も買っておいたのだが上向けないとペットボトルって飲みにくい。





 次回は無いけど、ひょっとして今後乗る予定の人はストローあるといいですよ。
(お酒も実はワンカップよりはサケパックの方がいいと思った。)




 8時半に新潟駅着。
約9時間の「夜行列車の冒険」は終わった。
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 それにしても、ホーム、スゴイ雪だな。
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 これで、また大好きな寝台列車が消えていくのだ。
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 帰りに、アルビレックス新潟のホームスタジアム「ビッグ・スワン」がちらっと見えました。
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 うーん、次は上野~青森の「あけぼの」が無くなりそうだという噂なので、
これに乗っとかなきゃなるまい。




 こういうのを「乗り鉄」というらしいです。




 オレも鉄ヲタのはしくれに入れてもらえるのか?

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寝台急行「きたぐに」大作戦(前篇)

ワタシはいわゆる 「鉄ヲタ」 ではない、と思っています。



 「鉄道ヲタク」の世界はそれはそれはディープなもので
ワタシなどは近づくことさえ恐ろしいというワンダー・ワールドです。




 そもそも小さい頃からワタシは常に「電車」よりも「クルマ」派の男の子だったし。




 しかし、ワタシが 「寝台車ファン」 なのは否定できない。
(本人は「死んだ医者」ではなく「まだ生きてる医者」ですが・・・・・、前も言ったっけ、これ。)


 以前東京~米子間の「サンライズ出雲」や
上野~札幌間の「カシオペア」の搭乗記、
寝台車ではないが「ムーンライトながら」の記事などを書いた。




 この春のダイヤ改正で、寝台特急「日本海」(大阪~青森)及び
寝台急行「きたぐに」(大阪~新潟)が廃止されると聞いて、
うーん、残念と思っていました。





 ただ、大阪なので乗る機会は無いなあ、とは思っていました。




 しかし、ひょんなことからこのうち急行「きたぐに」が、
日本最後の三段寝台車 であることを知ったのです。





 近年の寝台特急の高級化、快適さはすばらしく、
カシオペア、北斗星、トワイライト・エクスプレスなど
オリエント急行もかくやというような状況になってきています。





 しかし、ワタシの寝台車初体験は、
今をさかのぼること36年前、高3の受験生の時のブルートレインだったのだ。





 しかも、北海道大学受験のためヒコーキで行く予定が、
当日大雪で羽田まで行ったが欠航、
なんとかかんとかその日の夜行を手配して上野から
それこそ「半泣き」状態で乗ったのが初めての寝台車。




 「はつかり」だか「ゆうづる」だかもう今は無い列車で名前は判然としないが、
ともかくそれがB寝台(三段寝台)だったのである。
(まあ、試験は落ちちゃったんだけどね。)



 とっくに無くなっていたと思っていた三段寝台、
しかもそれがこの3月で廃止!





 これは、乗りてー!




 なんとか、手は無いか。





 そこで、練りに練って作り上げたのがこの計画。





 土曜日、診療終了後、北関東道を使い車で高崎駅に。
高崎駅近くのパーキングに車を預けて、
15時発の長野新幹線「あさま」で長野へ。
長野から中央西線特急「しなの」で、名古屋に。
名古屋からは東海道新幹線「のぞみ」で新大阪、そして大阪まで。
大阪駅近辺で晩メシを食って、
23時27分発の寝台急行「きたぐに」で新潟へ。
翌日の7時半過ぎに新潟に着いて、そこから
上越新幹線「とき」で高崎に戻る。
高崎から車で足利まで戻ればお昼前に着く、というものだ。




 うーん、カンペキ!




 日本海海戦を勝利に導いた秋山真之中佐も
真珠湾攻撃を計画立案した黒島亀人大佐もビックリの
西村京太郎土曜サスペンス的計画だ。




 日程的に、バンド、学会関係等で予定が立て込み、
3月末までで実行可能なのは2月25-26日しかない。






 さっそく、この作戦書を持ってJTBに赴いた。






 ・・・・・・・結果、「きたぐに」指定券完売。(TДT)





 えー、さっきネットで見た時は「残券△」だったんだがなー。





 家に帰って見てもまだ△なので、
一縷の望みを託して翌日、近畿日本ツーリストへ。
(何となく同じだと気まずいので)




 えーっと、あ、指定券、残り2枚ですね。




 (やたっ)おー、そ、それ押さえちゃってください。





 グリーン券、A寝台は売り切れでB寝台だけですけど。





 (そのB寝台に乗りたいんだー)ハ、ハイ、お願いします。





 旅行会社のお姉ちゃんもビックリの、
観光なし、宿泊なしの、
一筆書きの一連の乗車券をなんとかゲットしました。




 長くなりましたので「旅行記」は後篇で。






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Rock&Pops2012(後篇)

~前篇よい続く


 いよいよ我々「Audiometry」の出番である。



 オープニングの「i Din't Know」の始まりとともに
炭酸ガスのジェット噴射が、ステージを包む。
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 ステージの背後に控えたあの「モヤシ&ハーフナー」のコンビは
この特殊効果の要員だったのである。



 さあ、ロックンロールショーの始まりだ。
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 みんな、聴こえてるかなー。
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 リードギター若サマは、今回はメガネなし、コンタクトで登場。
メガネとると意外と美形ギタリストじゃないかあ!
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 そして、脳梗塞のマヒから見事「復活」したタルカス植木!
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 普段とは違いオールバックで「ジゴロ」な雰囲気のガッツ添野!
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 そしてバンマス怒涛のドラミングのハルク鈴木!
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 今回は初めてバラード曲に挑戦。
ピアノを植木氏が担当、モトリー・クルーの「Home Sweet Home」。
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 さあ、こっからはオレもギター弾くぜ。
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 モントローズの「Rock The Nation」~「I Got A Fire」のメドレー。
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 ギター3本+ベースでノリノリだー。
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 最後は、テッド・ニュージェント「Cat Scratch Fever」。
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 激しいアクションで盛り上げる。
ギターのネックは振るためにあるのだ!
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 ああ、楽しい、楽しい。
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 キャット・スクラッチでコーラス、コーラス。
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 トリプル・リードでロッキン、ロッキン。
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 ありがとうの、フィナーレ。
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 たくさんの人に会場に来ていただき、
我々はホンット幸せもんです、全員に感謝。
心から、皆様にありがとう。
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 また、来年も出たいなっ。






 で、当然最後はこれです。
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 人数よりビールの数が多いのは
乾杯のあと一気に飲み干しちゃうことを想定して
あらかじめ一人2杯づつナマ中たのんだため。






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Rock&Pops2012(前篇)

 2月19日(日)足利市民プラザで「ロック&ポップス2012」が開催され、
オヤジハードロックバンド「Audiometry」として出演してまいりました。



 朝も早よから、リハーサルのため会場入り。




 我々はリハ順がトップで何と8時半スタート。




 外気温はマイナス2度である。
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 サウンドチェック、機材、モニターの確認、立ち位置の確認など。

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 我々の出番は午後5時半過ぎなのでいったん解散し、
再び午後控室に集合。

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 早くおわしてビール飲みてー。
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 何やらアヤシイ衣装もぶら下がってる。
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 テンションあがって来たぞー。
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 さあ、そろそろ支度しますかい。
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 着替え中。
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 今回、脳梗塞から奇跡の復帰を果たした植木氏。
久々のステージだあ。
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 パートを確認するギタリストたち。
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 メンバーではないが実は今回大事なステージエフェクト担当の2人。
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 ロックスターの衣装のキモは「非日常」「奇抜」だが、
・・・・今年もスゴイなあ。
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 さあ、いざ出陣じゃ。
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 後篇に続く
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インフルエンザの出席停止



 先日インフルエンザの学級閉鎖の事を記事にしました。




 その後も患者数は増え続けかなりの流行になりました。




 この原因として、抗ウイルス剤のおかげで早く熱が下がるので、
まだウイルスを排出している状態で登校してしまうため、
という指摘が以前から専門家の間でされてきました。

 

 抗ウイルス剤はウイルスの増殖を抑える薬で、
早ければ早いほど良く効くが、
ウイルスを殺す力は無く、
侵入したウイルスが消滅するのは体の免疫系が処理するので
5日から7日かかるためです。





 昨日も学校でインフルが流行ってるが、
夕方から熱がちょっと出てきた、なんて患者さんの検査をしたら、
熱がまだ出て1時間もたってないのにちゃんと反応が出て、
すぐ今晩から抗ウイルス剤使うので明日には熱下がっちゃうだろうなあ、
なんて子がいました。





 学校保健安全法のきまりでは「解熱後48時間」が、出席停止の期間ですが、
この法律はタミフル、リレンザなどの抗ウイルス剤が開発されるはるか昔の
昭和33年制定なので現在の医療状況に則さないということです。




 そこで、一昨日の16日、文科省はインフルエンザの登校停止基準を
「解熱した後2日間」から
「発症後5日以上を経過し、かつ解熱した後2日間」
に改めることを決めました。




 だから、月曜日発熱、その日のうちにインフルエンザと診断され、
タミフル飲んで熱が火曜日朝に下がっても、
火、水と2日間経過しても
発症からのに数が5日経過した金曜までは学校に行けない。
今まではここで木曜日から登校可だったのが、
土曜日から可、ということになるわけだ。




 しかも幼稚園児に対しては、低年齢ほど感染させる可能性が高い、
という医学的知見を踏まえ
「発症後5日を経過し、かつ解熱したあと日間」
にするようだ。




 これは3月中に関連省令を改正し、
4月から施行予定だそうですが、
当院では今後このガイドラインでご説明しますので、
よろしくお願いいたします。

 



 だって、4月になったら
大概もうインフル流行終わってるでー。





 ちなみに「学校保健安全法」は文科省の管轄なので、
厚生労働省の管轄である「保育園」には適応されませんが、
同じ解釈で説明いたします。
(この辺もお役所だからなー。)




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もうひとつの土曜日

 先日の土曜日、建国記念日で祝日のため休診、連休でした。



 ところが、世間一般には土曜休みのヒトが何と多いことか。




 朝から病院の電話が鳴りっぱなし。



「予約できますか。」



「花粉症の薬が欲しいんですけど。」



「何時までやってます?」



 今日、休診です、と答えると、



「あれ、土曜日、休みでしたっけ?」





 いや、今日は、祝日で、と説明すると、




「あああ、そうでしたかー。」




 と、皆さん一様にビックリされる。





 夜のライブに向けてギターの弦を張り替えたりしながら、
電話応対に終始した。





 なんかクヤシイなあ。




 でも世の中には日曜日も働いてる商店の方とか美容師さんとかいるわけだから、
そんなこと言っちゃダメですよね。






 さて、先日発表された今年のJリーグの日程。





 何と、今年はJ1は基本的にすべて土曜日開催なのだ。





 行ける試合がほとんどないじゃん。






 埼玉スタホームでも1時、2時キックオフの試合は無理だし、
アウェイはさらにキツイ。





 昔はJリーグは水・土開催で、そのため開院の時
わざと水曜午後を休診にしたのだ。





 そのうちに土・日開催になって行けるゲームがかなり増えたのだが、
なぜまた土曜日にしちゃうわけ?




 しかも水曜日もほとんど無しで。
(水曜日のJは1試合のみ、カップ戦がは数試合開催される。)





 世の中週休2日の
サラリーマンばっかじゃないんだぞー。(怒)





 いやいや、だから日曜も働いてるパン屋さんとか、ラーメン屋さんとかもいるわけで・・・・。




 しかし、来年は日曜開催も検討していただきたく希望。




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日赤けいおん新年会&送別会ライブ

 週末、連休の土曜日の夜は
足利日赤軽音楽部の新年会&送別会パーティーライブでした。



 今回、昨年の日赤イベントに「CRP」が出していただいた関係で、
特別に呼んでいただき演奏してきました。




 いろんなメンバーが交代でセッションするというライブ・パーティー形式です。




 最初は岩谷アヤちゃんのご主人のシゲアキ氏によるピアノ独奏。




 格調高く始まります。
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 続いて、久々登場「OMA」。
Ogura/Maehara/Ayaの耳鼻科関係アコースティックユニット。
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 ちなみに「OMA」は「急性中耳炎(Otitis Media Acuta)」の意。




 この後、実は例の謎のバンド「北朝鮮飯店」の演奏があったのだが、
ナゼカ画像が残されていない。




 当局により削除されたのか???




 つづいて、前原先生の「かものはす」。
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 おお、12弦ギターだ!



 さてそして、本邦初公開。


 日赤耳鼻科のドクターとSTによるバンド「STENT」。
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 バンド名のSTENTは「ST(言語聴覚士)」+「ENT(耳鼻科医)」で、
食道や気管に留置する「ステント」とかけているようだ。



 ボーカルがSTの明日佳ちゃんで、ギターがY田センセイ、
ドラムがB場センセイ。
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 そして、ナントベースも女性、F田センセイ。
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 このバンド、今度3月の「CRPライブ」の前座で見られるかも。




 そしてCRPだが、今回はメンバーがそろわず、
同じくメンバーがそろわないホネホネPOPSとの合体バンド、
「ホネRP」として登場。

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 このパーティーにボーカル、ベース、リード・ギターが来られなかった「ホネホネPOPS」と、
ドラムが都合つかなかった「CRP」が、合体。



 さらには、K脇センセイもコーラスに参加してもらう。
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 そして、オアシスでは同じく「KADOWAKI-BAND」のH野センセイも
ギターで参加。
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 今度はボーカルにS木、Y本、K脇の各氏が入り乱れてのブラウン・シュガー。
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 こうなるともう、何のバンドだか不明。



 そしてドラム交代して今度はS木氏が叩くというさながらバトル・ロイヤルの様相に。
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 さて、次は一息ついて「コクレア」登場。
ワタシとSTの明日佳ちゃんのユニットで「モア・ザン・ワーズ」。
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 練習もなし、リハもなし、のぶっつけのワリには、まあ良かったのでは・・・・。






 そして、トリは「KADOWAKI-BAND」。
実はこの会、この春で日赤を離れるK脇、H野両先生の送別会を兼ねている。
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 あとから来て熱唱のN塚君、間に合ってヨカッタネ。
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 明日佳ちゃんもバンド3個目だ。
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 譜面台のワクが邪魔でよく撮れてなくてゴメン。
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 KADOWAKI-BANDのあとは、さらに入り乱れてのセッションタイム。




 全部で30曲近くの怒涛のライブは楽しく、
3時間のパーティータイムはあっという間に過ぎてしまいました。





 日赤けいおん部の皆様、どうもありがとうございました。





 また楽しいイベントがありましたら是非お声掛けください。




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 今回、おまけの「続き」があります。



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極寒のオヤジフットサル


 立春を迎えて数日、暦の上では春が進行しているが、
寒風吹きすさぶこの北関東の地にまだ春の気配は感じられない。



 そんな中、夜7時から屋外でボールを追う、オヤジたち。



 木曜夜診察を大急ぎで切り上げて佐野市フットエナジーに向かう。




 ええ、こんだけかよ。 
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 さすがの寒さのため当初は6人。



 仕方なく、キーパー固定をせず3対3でゲームを始める。



 キミたちは何を比べているのかね。

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 そのうちに、遅れてきたヒトが加わりやっと4対4に。
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 なんか、広いなあ・・・・。
スカスカじゃん。





 しかし、194センチのハーフナー根本の守るゴールは狭い。
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 ・・・アタマつかえないか?





 人数足りないのでいつもはあまり出ないショーグンの珍しいシュートシーン。
何と、この日はゴールも記録!
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 パスはもらうより出す方がラクだ。
ワタシ、手は右利きだが実は効き足は左なんです。
レッズの背番号8は伊達じゃない?
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 選手交代ないのでキツイー。
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 終わるころには汗をかいて、アタマから湯気が立ち上る。

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なんだかんだで、足ツリそうになるまで頑張りました。

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 せっかくですから応援に来てくれたカメラマンのバービーも写りましょう。
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 終わってベンチに戻ると、置いておいたコートには
うっすら霜が降りていた!

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 終わったー、やっぱこの為にやってるな、フットサル。
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 きっと、しばらく筋肉痛。




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うがいと手洗い


 風邪の季節です。


 外来に来る子供の患者さんのお母さんに、

「じゃあ、これで、中耳炎も治ったから、なるべくこの後風邪ひかないように。
風邪ひいたら受診してください。」

 などと、話をし、子供に


「○○くん、風邪をひかないようにするのは、どうすればいいですか?」


 と、尋ねると、


「うーん、うがいと手洗い。」


などと答える賢い子もいる。



 そう、手洗い、大事ですね。




 風邪のウイルスは通常皮膚からは侵入しないが、
手指を介して、のどや鼻の粘膜から感染することは多い。



 だから、流水で(特に消毒薬でなく)まめに手を洗うこと は大変重要です。




 じゃあ、うがいは?




 医学的にはうがいの効果は疑問です。




 粘膜についたウイルスは速やかに侵入してしまうと考えられるため、
うがいで除去できる可能性は低いと思われます。




 まして、消毒薬のポピドンヨード(商品名イ○ジ○)ですが、
消毒薬はそもそも一定時間病原体に接してないと殺菌作用を発揮しません。




 ガラガラ、ッぺ、では意味無いでしょう。





 昔は、手術中に、じゃあ、ここイ○ジ○で洗っとくか、
などといい、希釈したもので術野をじゃぶじゃぶ洗浄したものですが、
意味のないことが分かり今はやられていません。




 以前、京都大学の調査では、
水道水でうがいする群、うがいしない群、ポピドンヨードでうがいする群、
で調べたところ、水うがいはやや効果があったが、
うがいしない群と、ヨードうがい群ではあまり差が出なかった。




 ポピドンヨードがのどの粘膜の正常細菌叢や線毛を傷害して、
ウイルスの侵入を容易にするのでは、という考察もある。




じゃあ、水うがいはいいのか?という点についても
うがいする時結構手を洗う事が多いので、
こっちが効いてんじゃないの、という意見もあるらしい。




 最近浜松医大で、お茶のうがいがイイというデータが出ましたが、
専門家の間ではまだコンセンサスが得られてはいないようです。
(静岡県では水道の蛇口ひねるとお茶が出る地方があるらしい。ホントかい。)




 


 そもそも「うがい」は日本独特の風習で、
諸外国ではあまりやられてないと言われます。





 風邪の予防にはマメに手洗いを、
うがいはどうでもいいけど、まあするなら水道水でテキトーに、
と思います。





 あ、あと、良く訊かれる鼻うがい




 のどに比べ鼻の粘膜ははるかに繊細です。
水道水ですと、鼻の粘膜の線毛を傷害しますので、
風邪ひきやすくなりますからご注意を。




 やり方失敗すると鼻のバイキンが耳に行って中耳炎になるし、
これは、やめときましょうね。





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ドリームズ・カム・トゥルー

 昨日が節分で、今日が立春ですね。




 子供が大きくなった我が家ではさすがにもう豆まきはしませんが、
昨日は日本各地でお父さんが豆投げつけられたり、
保育園では鬼が来てたくさんの子供たちがマジでビビって泣いたことでしょう。





 最近、スーパーやなんかで盛んにあおってる「恵方巻」は、
関西の風習だそうで、関東ではなじみがないのだが、
(というか、まったく知らなかったが)
関西では昔から本当にあんなことやってんだろか。






 ところで、豆まきの「お豆」は昔から大好きだった。
(食べるのが。)



 季節行事で食べるお菓子類としては
千歳飴や、ひなあられ、桜餅やかしわ餅なんかがあるが、
やっぱ節分の豆が好きだったなあ。




 ところが、昔は
「歳の数だけ豆を食べると風邪をひかない。」
などと大人に言われたものだ。




 しかし、するってーと、ボクの分は6つだけなのー!





 で、とりあえず、6個をとり分けて食べてから、
なんだかんだ理由をつけてもっと食べてたような気がするが・・・、





 今、オレ、52個も食っていいのかー!




 子供の頃のことを思うと夢のようだなあ。




 しかし・・・・、




 夢って、いざ、かなっちゃうと、
ありがたみの無いものだったりするわけだなあ・・・・。
(実際そんなに食わねーし。)




 「幸せなんて何を持ってるかじゃない、何を欲しがるかだぜ」


(はっぴいえんどファーストアルバムより「はっぴいえんど」)



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小児急性中耳炎の抗生剤選択


 急性中耳炎の薬物療法についてコメント欄にいただきましたので、
せっかくですから、ここでご説明しましょう。



 といっても、急性中耳炎には日本耳鼻咽喉科学会が主導してつくった
「小児急性中耳炎ガイドライン」なるものがありますので、
それを、ご覧いただければいいわけなんですが。




 などと言っちゃあ、ミもフタもないんで・・・・。




 まず、第1選択薬は「アモキシシリン」。
いわゆるペニシリン系の薬で商品名は
「パセトシン」「サワシリン」「ワイドシリン」等。



 みな同じ薬ですが、もともと体重当たりのグラム数が多く、
耐性菌を考えさらに高用量で使う場合が多いので、
2倍力価の製剤のある「ワイドシリン」を使う先生が多いです。
(要するに同じ強さの薬としてはワイドシリンはサワシリンの半分量でOK)



 ただ、ここで問題となるのは耐性菌の存在。




 小児急性中耳炎の3大原因菌といえば
1.肺炎球菌
2.インフルエンザ菌
3.モラクセラ・カタラリス
ですが、このうちモラクセラはほぼ100%アモキシシリン耐性です。




 そこで、第2選択としては
「クラバモックス」「メイアクト」が推奨されています。




 クラバモックスはアモキシシリンの高用量に、耐性菌の出す
βーラクタマーゼという酵素を阻害する物質が含まれています。



 メイアクトはセフェム系といわれる抗生物質のグループに中では、
もっともバランスのとれた抗菌力を持つ薬剤です。




 セフェム系は、抗菌力が強く副作用の少ない使いやすい薬ですが、
近年その大量使用により耐性化が進み、
同じセフェム系でも「ケフラール」や「ラリキシン」などの古い世代では、
今日日の中耳炎にはほぼ対抗できません。
(多くは飲まない方がマシ、です。)



 おいしい味で一世を風靡した「セフゾン」も最近は耐性化が進んでいます。





 ご質問の「トミロン」ですが、セフェム系で現時点でもかなり抗菌力を発揮する薬剤です。




 特に、先の原因菌のうちインフルエンザ菌に関しては、
メイアクトを上回る抗菌力を持っています。




 ただし、グラム陽性菌にやや弱く、
特に黄色ブドウ球菌(トビヒの菌ですね)には
抗菌力を期待できません。




 トミロンは、だから中耳炎には効くと思いますよ。




 ワタシも耐性化の進んだインフルエンザ菌による
急性中耳炎の時にはトミロンを高用量で出します。




 一方、マクロライド系の抗生剤は、耐性化が進んでおり、
特に中耳炎の最も多い原因菌である肺炎球菌に対しては、
7割以上が耐性化しており、
中耳炎の治療薬としては不適切です。




 もちろん急性中耳炎のガイドラインにはどこにも出てきません。




 それでも、「クラリス」や「エリスロマイシン」が好きなセンセイ多いんだよなあ。
(最近はマイコプラズマにも半分以上が効かなくなってるのに。)





 さて、それでもだめならの最終選択の薬剤として
「オラペネム」「オゼックス」があります。




 これらは、難治化のすすむ小児急性中耳炎の切り札として、
耳鼻科医が製薬会社に頼んで開発してもらったという、
異例の生い立ちを持っています。



 確かにキレ味はいいのですが、これが効かなくなっちゃうと、
次の手がないので、なるべく使わずに済ませたい薬剤で、
製薬会社もそんなプロモーションをしています。




 もちろん、この種の薬が使われるような状況では、
当然「鼓膜切開」のような外科的処置が講じられるわけです。





 くれぐれも安易に、漠然と使わないように、という薬剤です。






 今日も午前中だけで鼓膜切開が3件。




 まだまだ中耳炎の季節は続くのだ。




 カテゴリの「中耳炎」をクリックしていただくと
他にも中耳炎の話がまだありますのでどうぞ。

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今は香港

 年明けからじわじわ増えてきたインフルエンザ。



 今のところA型がほとんどです。



 B型は20~30人に一人くらいの割合かと。




 で、このA型、国立感染症研究所の解析によると、
ほとんどすべてがH3N2の「A香港型」です。




 つまり、昨年、一昨年のいわゆる「新型」と言われた
H1N1pdm2009ではナイ。




 今後、このH1N1の流行があるのか、
または今シーズンは現れないのか、
はたまたH1N1は「ソ連型」のように潜伏あるいは消滅してしまい、来シーズン以降ももう出ないなのか、
等々、気になるところではあります。




 おさらいですが、抗インフルエンザ薬は現状では
内服のタミフル(カプセル、ドライシロップ)、
吸入のリレンザ(1日2回5日間)、イナビル(1回のみ吸入)、
があります。




 この他に、点滴注射剤のラビアクタがありますが、
入院以外で使うことはまずないでしょう。




 いずれも発症後48時間以内、早いほど良く効きます。




 ところで、最近はインフルエンザ診断キットの品質が上がったのか、
ワタシの調べ方がうまくなったのか、
かなり診断精度が上がった印象です。




 熱が出てあまり時間がたっていなくても、これはアヤシイ、というヒトはまず必ず陽性に出ます。




 治療開始が早くなり治りもいいわけです。




 今のところ、検査は陰性だがタミフル出します、という事例はありません。




 やはり、まず鼻汁を良く吸引清掃してから、
上咽頭まで綿棒の長さいっぱいに突っ込んで
ぐりぐりする、ってのが大事でしょうね。



 また、今流行ってるのが下気道(気管、気管支)でも増える「新型」でなく、
上咽頭に多くウイルスを出す「旧型」の「香港型」であるのも診断率の向上に関係してるかも。
(むしろ、こっちか。)



 今日も、熱は36.7℃だが、全身倦怠感が強い患者さんが来院されたが、
検査するとうっすらだが、確かにA型陽性であった。





 ところで、インフルエンザ、流行っちゃいるけど、
爆発的、というほどではない。




 これは、学級閉鎖が功を奏しているとワタシは見ています。




 以前は、インフルエンザでクラスの半数近くが休んでも、
なかなか学級閉鎖の措置が取られなかった。




 給食の関係なんかもあるんだろうが、
1時間遅く登校とか、
感染制御にほとんど意味のないことしかしてなかった。




 ところが2009年の「新型」インフルエンザの時に、
「新型」ということでどんどん学級閉鎖が行われた。





 大体、学校とか、お役所とかの偉い人はアタマかたいので、
何より「前例」が大事なわけだ。




 で、この新型インフルエンザ騒ぎが良い「前例」になり、
最近は学級閉鎖がスムーズに行われるようになった、
とワタシは感じているんですが、どうでしょう?






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パーティーイベントの打ち合わせ練習

 今度、足利日赤軽音部の送別パーティーなるものがあり、
セッション大会なんぞをやるのだが、
先日はその打ち合わせリハであった。



 昨年、日赤のライブにゲストとして呼ばれた縁で、
このイベントにも参加させていただくこととなった。



 コグレのスタジオ集合、その場で譜面なんぞが配られる。



 ええーと、C⇒G⇒Amですかー。

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 とりあえず、やってみよー。
ベースは初めて見る「シラフの」K脇センセイだ。
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 うーん、ここは、コード違くね?

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 歌詞カード、字がちっちゃいですな。
(50すぎると、良く見えん・・・。)
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 デュエットも楽し。

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 遅れて、H野先生登場。

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 アスカちゃんも来てこれでKADOWAKI☆BAND揃いました。

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 じゃあ、オレはこっちで見てるねー。
(飲みながら)

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 よし、いいじゃん、いいじゃん。
(エラそーに。)
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 さあ、本番のパーティーが楽しみ!
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 残念ながらこのパーティーは関係者だけの
クローズドイベントなので一般の方はご覧いただけません。




 CRPファンの方は3月までお待ちください。


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プロフィール

おぐぐー

Author:おぐぐー
昭和60年群馬大卒
開業医4人を中心としたロックバンドC.R.P.のリード・ボーカル&ギター担当
浦和レッズ・オフィシャル・サポーターズ・クラブ会員
家族:妻(耳鼻科医)1男1女1犬(柴犬)
http://ogujibi.com/

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