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教員採用汚職事件

 最近、偽装のニュースが多いが、今回の大分県の教員採用不正事件は、アッタマきましたねー。

 偽装流行ってますけど、ウナギの産地とか、鶏肉の産地とか、牛肉の産地偽装は
うーん、きったねーなー、とは思うけど、そんなに腹立たない。

 特に、ブラジル産の鶏肉を国産と偽って、学校給食に納入してたおっさん、いいですねー。
(いや、もちろんよくないけど)
「他もやってるけど、ウチだけさされちゃった。」
「儲けようと思ってやった。」
「ブラジル産のほうが国産より脂身が少なくて、評判いいよ。」

 なんか、あーあ、ばれちゃったー、って感じで
「部下が勝手にやったことです。」
「私が指示したことではありません。」
などといわないところがいい。

 もちろん悪いことしたんだけど、ブラジル産だって立派な鶏肉だし
せこく儲けようとしただけでしょ。
腐った肉や、危険な食材を扱ったわけじゃないもんね。


 それに引き換え、大分県のケースはひどすぎる。
合格レベルに達してた人の点数を減点してまで、縁故者を合格させた。
しかも、半数近くが不正による合格者。
って、一体何やってんだー。

 こうして教員になった先生、どんなつもりで授業してるんだろ。
そして、それをお願いするバカ親も教師、それも校長なんかなわけだ。
それを受ける教育委員会もひどい。

 この3者のうち、誰かが「こんなことはダメだ。」と思えば、この事態は成立しないのよ。

「パパー、あたしの教員試験何とかコネかなんかないー?」
「バカモノ、卑しくも教育者を目指すものが何てこというんだ。ふざけるな。」

「おい、○○、今度の試験、父さんが教育委員会の先生に頼んどくから、安心しろ。」
「オヤジ、バカにすんなよ。俺は自分の力で教師になりたいんだ。」

「××さん、これでうちの息子を是非面倒見てやってください。」
「×○さん、あんた校長でしょ。こんなことして恥ずかしくないんですか。そんなことダメに決まってます。」


 つまり、親、子、教育委員会の誰か一人でもまともな考えの人がいれば成立しない相談だ。
しかも、それが一人や二人でないとこが怖い。

 まじめに受験して、落とされた奴、そいつら殴っていいぞ。


 ロックな教育者、いないのか
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プロフィール

おぐぐー

Author:おぐぐー
昭和60年群馬大卒
開業医4人を中心としたロックバンドC.R.P.のリード・ボーカル&ギター担当
浦和レッズ・オフィシャル・サポーターズ・クラブ会員
家族:妻(耳鼻科医)1男1女1犬(柴犬)
http://ogujibi.com/

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