うーん、夏休みも終わっちまいましたね。
それにしても今年の夏は盛り上がんなかった。
私、1年の中で季節としては夏が最も好きです。
なんといっても夏休みがあるし。
まあ、今は仕事してるんでそんなに休むわけじゃあないけど、
国全体が何となく「夏休み」モードになりますよね。
NHKの朝のニュースキャスターが別の人だったりすると、
お、夏休みとってんな、とか。
テレビも映画もお祭りも何となく日本中が「うわついた感じ」になるのがいいです。
昔はこの時期になると歌謡番組(一時は各局で製作しておりほぼ毎日あった)は
大磯ロングビーチとか豊島園とかプールからの中継になって、
アイドルの女の子はみんな水着で歌ってたもんだ。
(男性アイドルの水着姿はちょっとアレだが。)
曲も「ひと夏の体験」とか「暑中お見舞い申し上げます」とか「渚のシンドバッド」とか
夏の歌謡曲はみんな好きだ。
中高生の頃は、いつの日かこういう海辺とかで素敵な女の子との出会いが
・・・なんて夢みたりするんだが、
現実にはそう簡単に海に行くことすらままならない土地に住み、
部活や宿題や受験勉強に追われてそれどころではなく、
もっと大きな問題はたとえ女の子がいたとしても、
そんな声かける度胸もないので、そーゆーことはついぞなかった。
そもそも中学高校の頃は一回も海水浴なんか行ったことないし。
さらに、もっと小さいころ(幼稚園から小学校低学年の頃)は
夏休みそのものが楽しくって楽しくって。
思い出しますねー。
日盛りの麦わら帽子。
神社でのセミ取り。
緑のビニールの虫かご。
白いランニングシャツ。
10円のアイスキャンデー。
落ちたアイスに続くアリの行列。
田舎の親戚の家。
ちょっと怖かった夜のお盆のちょうちん。
蚊帳のにおい。
蚊取り線香の白い灰。
塗ってもらったキンカンのヒリヒリ。
三角に切ったスイカ。
電燈に飛び込んでくるカナブン。
三日と続かない「夏休みの時間割計画表」。
学校のプールの甲羅干し。
帰りに見上げる入道雲。
そして、結局残っちゃう絵日記と工作と読書感想文。
あー、あの夏の日に帰りたいですね。
そんなわけで来年こそはぜひ、暑~い夏を希望。
やっぱり夏は太陽ギラギラ、汗はダラダラ、ビールをグビグビの猛暑がイイのだ。
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