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ロックな大学生アルバイト~その1「車が欲しい」

 
 前回、夏休みの話を書きましたが、
そーいや、夏休みバイトもしましたね。

 高校生、浪人の頃はもちろんバイトどころじゃないですが、
一浪の後晴れて大学生になった夏の話です。


 入学したのは群馬大学。


 入学して思ったのが、「車が欲しい!」


 群馬県といえば自家用車の所有率が全国1位。
地下鉄や路面電車はなく、バスも鉄道も路線本数が少なく、
ともかく、車がないと移動が不便でしょうがない。
遊びもあるが、買い物や通学など自家用車がないと生活が困難な土地です。

 一方我が家は、父が急死してから、自家用車(サニーでしたね)は運転する人がいないので
売ってしまって家にはありません。


 車も欲しいが、我が家に収入もなく私自身も奨学金で大学通ってるので
まさか車買ってくれともいえない。
その前にまず教習所に行って免許も取らねば。


 「バイトしかねえべ。」


 すでに春から、地元で家庭教師のバイトはしていた。
当時、足利の自宅から自転車、電車、バスを乗り継いで2時間近くかけて大学まで通ってました。
両毛線は本数が少なく、お昼で授業が終わる日は
前橋駅で1時間も電車を待つ、ということもよくありました。



 ここは、ひと夏バッチリ働いて、教習所+中古車の頭金くらいを捻出したい。


 というわけで、夏休み前のある日職安に足を運んだのだった。


 ちょうど、同じ群馬大の工学部に通ってる同級生と東京に大学に行ってる同級生と
落ち合って、一緒に働くことにした。
例のロックな高校生だったベースのO君たちだ。

 「やっぱ製造業かな。」

 接客は苦手だし、配達は運転免許ないし、ということで工場で働くことにした。



 当時、今のショッピングモール「ハーベストプレイス」のところは
「サンヨー電器」のでっかい工場があり、ここなら自転車で通えるので
ここで働くことにした。



 作業服を渡され、オリエンテーションを受ける。
「エー、出勤は8時、8時半から体操やってその後作業です。
君たちは4人だから一人製造3課に、後の3人は製造1課に回ってもらう。」

 O君が一番小柄なので、ライン作業の3課に、我々は溶接とかの1課になった。



 そして、夏休み、初めて作業服に袖を通し、意気揚々と出勤したのであった。

   ~その2に続く

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プロフィール

おぐぐー

Author:おぐぐー
昭和60年群馬大卒
開業医4人を中心としたロックバンドC.R.P.のリード・ボーカル&ギター担当
浦和レッズ・オフィシャル・サポーターズ・クラブ会員
家族:妻(耳鼻科医)1男1女1犬(柴犬)
http://ogujibi.com/

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