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「御机下」と「御侍史」

 内科の先生から紹介で来院された患者さんのお返事を書いていた。



 最近は手紙を書くことってないから、
患者さんの紹介状くらいだろうなあ。



 大概の用事は電話かメール、ファックスで済んじゃうし。


 紹介礼状の一番上に「○○先生 御机下」と書いて、
ふと思った。


 「御机下」とか「御侍史」って、一般に使うもの?



 ネットで調べると、ほとんど医者の間でしか使われない「慣習」みたいだ。



 ああ、そーなのかあ。



 我々が国家試験に受かって医者になると、
当時はまあ大学のどっかの医局にはいるわけだ。




 いきなり、仕事はできないので、
先輩の先生について見習いみたいなことをするわけだ。



 その中で、週2回の教授の外来に必ず横に座って見学をする。



 そして、教授の患者さんは大体紹介患者さんなので、
その返事の「口述筆記」をやらされるわけだ。




 これで、お医者さんの「手紙の書き方」を学ぶので大変勉強になった。




 その時に宛名に必ず○○先生のあとに「御机下」か「御侍史」をつけるように言われたので、
ずーっと、習慣的に書いてたけど、
まさか医者だけとは知らなんだ。




 ちなみに「御机下」は「ごきか」あるいは「おんきか」と読み、
あなた様に直接渡すなど恐れ多いので、
机の下にでも届けて、気が向いたら見てちょ、みたいな意味だと思う。



 同じく「御侍史」(おんじし・ごじし)は、やはり
あなた様に直接読んでいただくなんてモッタイナイので、
そばにいる「侍史」(=召使)にでも読んでおいてもらえばいいです、
という非常にへりくだった表現と思われる。




 「先生」だけでも尊敬語だが、医者は普段からお互いを
目上、目下にかかわらず「~センセイ」と呼び合ってるので、
こんな、メンドクサイ言い回しが定着したんでしょうか。




 これも一種の「医学用語」なのかも。



 医者とか軍隊とか教師とか僧侶とか、
そーいう、閉鎖的な社会だと、
意味もなく伝統が「保存」されてんのかも知れぬ。




 ちなみに、私は最初に「どちらかを書いておくように」と言われた時、
「御侍史」の「侍」が間違えやすそうだったので、
「御机下」を選んでから25年間、ずっと「御机下」ヒトスジです。



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コメント

小倉 弘之 先生 様


私もこの二つの言葉は馴染み深く、先生と同じように調べたことありますが、やはり「医学用語」みたいですね。で、どちらか選ぶとなると、私も「御机下(おんきか)」派です!
 でも、最近メールのやりとり増えてますので、「机に置かないし・・・」と思いますので、尊敬語重複しますが、タイトルのようになりますね!
 重複と言えば、「院長先生」や「婦長さん」もそうですよね~。

Re: 小倉 弘之 先生 様

「御パソコン下」とか、なんですかねー。
日本語難しいです。

まあ、どうでもいいっちゃあ、どうでもいいんですが、
この間、某地方基幹病院に患者さんを紹介したところ。
ウチの副院長あてに返事が来たのですが、
宛名が
「小倉耳鼻咽喉科医院 小倉美貴さん」
と、打たれていて、ミスなんでしょうが
「さん、は無いわよねー。」
と、憤慨してました。

ちなみに足利日赤ではありませんでした。

御侍史

小倉耳鼻咽喉科医院院長
小倉弘之 様

はじめまして、『御侍史』は基本的に業務上では使用しないものだと 手紙の書き方の本 で読んだことがあります。
『御侍史』は意味合いとしてはお付きの人を通してご本人に渡してもらうもの、また『机下』も机の下に置きますので気が付いたら読んでください。という意味 『御侍史』はつけません
私用の時に使うべき。


そこて 患者様の紹介状やその他業務上の文章をなら早々に読んでもらわないといけないものには通常は ○○先生のみで十分です。

また、最近では紹介状に すでに『御侍史』と丁寧に印刷されているのも見受けられます。
それも名前の記入何の下等に 添え書き の意味さえ理解されていないのには驚かされます。

ついでに言えば はがきにも『御侍史』を書く人もいるありさす 『御侍史』と書くくらいの相手にはがきは失礼です。
はがきを書くなら『御侍史』『机下』はないですよ。


しっかりした秘書がいればその辺教えてくれるはずです。

以上 参考になればと思います。

また、小倉先生が病院内で『小倉院長先生』と呼ばれているなら即刻 そのいいかたはやめさせるべきです、 二重敬称 ですので 小倉院長 か 小倉先生 とすべきです。

患者はあえて言いませんが この病院はどういう職員教育をしているのかと思われかねません。
患者でも 小倉院長先生 院長先生 と呼ぶような患者はその辺わかっていないでしょうが・・・・・・

参考までに










Re: 御侍史

山野ひらめ様
ご丁寧なコメントありがとうございます。
手紙や敬称は元の意味が次第に形骸化して独り歩きすると、
実際にはおかしなことになっちゃうことがありますね。
やはり、充分注意したいものですね。
でも、勤務医時代は手術室で
「婦長さん、この日、なんとかもう1件手術入れたいんですけど、入んないですかねー。」
など言ってたなあ。

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プロフィール

おぐぐー

Author:おぐぐー
昭和60年群馬大卒
開業医4人を中心としたロックバンドC.R.P.のリード・ボーカル&ギター担当
浦和レッズ・オフィシャル・サポーターズ・クラブ会員
家族:妻(耳鼻科医)1男1女1犬(柴犬)
http://ogujibi.com/

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