大雨で大変だった奄美大島だが、また台風来てんのか。
大丈夫かしら。
この間は、大変だったですよね。
道路が寸断され、避難住民は外部との連絡が取れない。
避難所から出ることも、外から訪れることもできない。
そして、一人、また一人、謎の死を遂げる・・・・・。
いやいや、スイマセン。
しかし、こういう設定になるとつい連続殺人モノの推理小説を連想してしまう。
嵐の山荘とか、離れ小島のホテルとか、雪の洋館とか、・・・・・。
実は私、推理小説マニアです。
小学校のときシャーロック・ホームズの「踊る人形」を読んで以来、
ことあるごとに、古今東西のさまざまな作家の小説を読み漁ってます。
そもそも医者という仕事も、
いろんな手がかりから病気を推理していくわけで、
一見関係ないと思う、あるいは専門医にしか確認できない所見から
正しい診断が導かれると、名探偵にも似た快感があるのです。
シャーロック・ホームズのモデルは医者でもあるコナン・ドイルが
医学部の学生時代に教わった外科の教授であるというのは有名な話です。
たまたま、ここんとこ、読んでた推理小説が3冊連続で、
途中で、犯人とトリックがわかってしまった。
これは嬉しい半面、がっかりも多いなあ。
やっぱり推理小説は
えー?ああ、そうだったんだー、やられたー、という感動がないと。
推理小説で最後の頃に「読者への挑戦」めいた犯人あてがあると、
そこで先に進まず、何日も前の方を読み返して考えちゃうタイプです。
一方、対照的に私の妻は早く結末が知りたくて、
どんどん読んでいっちゃうタイプ。
それがある時、
「私ね、この小説読んで、途中で犯人とトリックがピンとわかっちゃったのよ。
自分が天才探偵かと思っちゃったわ。」
へえー、そらスゴイ、めずらしいこともあるもんだ。
「それが、ふと気になって、本棚見たら、同じ本がもう一冊あったのよ。」
前に読んだことある本かい、
読んでて途中までは気付かんかったんかい、あんたは。
一見不可解な事件にも、やはり納得のいく解答はあるもんだ。


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